講演会・公開討論会「大衆文化を資源として捉え直す:レコードからアニメへ」を開催しました
2020年01月30日
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環東アジア研究センターのアニメ・アーカイブ研究センターは、2019年12月21日(土)に駅南キャンパスときめいとにおいて、講演会・公開討論会「大衆文化を文化資源として捉え直す:レコードからアニメへ」を開催しました。
音楽と私たち聴衆が取り結んできた豊かな関係について数々の刺激的な著作を発表されてきた渡辺裕氏(東京音楽大学教授、 東京大学名誉教授)を迎え、1970年代・80年代に制作・発売された国鉄の駅内アナウンスや民謡を収録したレコードと、それらの資源から浮き彫りになる当時の文化状況についてお話しいただきました。その後、本研究センターの石田美紀准教授がアニメ中間素材の特性とその利用実践の報告を行い、渡辺氏、アニメ・アーカイブ研究センターの共同代表であるキム・ジュニアン准教授、そして石田准教授の3名で文化的資料のアーカイブ化とその利用に関する課題と展望について討論を行いました。
10代から60代の幅広い層にわたる約60名の来場者があり、文化をめぐる価値の変遷から大学教育における著作権まで、多岐にわたる内容について熱心に耳を傾けていました。
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アニメ・アーカイブ研究