センターについて

アジア連携研究センターについて

 アジア連携研究センターは、新潟大学がアジア地域の発展と平和に寄与する学術研究機関として機能するため、アジア地域の社会的ニーズに直結し、近未来の社会の構築に資する融合的研究活動を行うとともに、研究活動に密接に関連する人材育成への支援及び広報活動を行うことを目的としています。

ごあいさつ

 いま、アジアは世界を牽引しています。もちろん、ポジティブな事象のみがアジアで起きているわけではありません。むしろそうでないことのほうが多いでしょう。日本にかぎっても、少子高齢化、格差社会、ジェンダー不平等、エネルギー問題、そして頻繁に発生する激甚災害などなど、問題は山積です。 しかし、これらがどれほど手に負えないかにみえようとも、そこから目を逸らすことは、学術の敗北です。 
 アジア連携研究センターに集う研究グループは、多彩な観点からアジアの過去と現在、そして未来にアプローチしています。いずれの研究も、文系/理系などと単純に分けることができません。まさしく領域融合的であり、学際的です。総合大学である新潟大学だからこそ成立する研究ではないかと、自負しています。
 設立からまだまだ日の浅いアジア連携研究センターでありますが、そこには日本、アジア、そして世界の研究拠点となるポテンシャルがあると確信しています。これからのセンターの活動に期待していただきながら、応援を送ってくださればと、切に願っています。

新潟大学 アジア連携研究センター長 石田 美紀