(1) 韓国企業対象のネットワーク分析について
発表者：Sehak CHUN 教授（Seoul National University of Science and Technology）
発表題目：A Preliminary Study on Productivity of Korean Firms using a Network Analysis: Case Study of the Two Metal Industrial Complexes of Guro-dong and Munrae-dong in Seoul City
発表概要：
ソウル市内の九老洞および文来洞にある二つの金属工業団地において、ネットワーク変数が企業の一人当たり売上に与える影響を分析。サプライチェーン上の位置、従業員数、取引先数、顧客多様性（IQV）、クラスター化、制約などが生産性に与える影響を検討し、サプライチェーン下流に位置し制約指標が高い企業ほど生産性が向上する傾向が示された。

(2) 燕三条地域の現状について
発表者：倉橋和弘 准教授（三条市立大学）
発表題目：燕三条地域の現状―産業集積論の視点から―
発表概要：
経済地理学、経営学、イノベーション論、社会ネットワーク論における産業集積に関する議論を整理し、燕三条地域における産業集積の現状を分析する。